就業規則について
労働問題
就業規則について
就業規則の内容と、会社の現状はあっていますか?かなり以前に作成したままで放置していませんか?

問題点
就業規則は、労働者と会社の間のルールブックのようなものです。労働時間や賃金・休憩時間・休暇等について、就業規則の規定よりも、労働者にとって不利に扱っているような場合、後日労働者との間で紛争になったとき、裁判所で就業規則の基準に従った判断がされる可能性が高いです。
(1)就業規則をかなり以前に作成したままで放置している。
(2)就業規則における賃金体系と現状があっていない
などの事情にお心当たりのある使用者の方は、まず当事務所にご相談下さい。
相談後の流れ
- (1)
- 会社の現状の労務管理体制及び就業規則等の確認
- (2)
- (1)の聴き取りを踏まえ、就業規則と実態を対比し、改定の必要性の検討
現状の労働実態及び賃金体系と古い就業規則の内容が乖離している場合は、実態に即すように就業規則を改定する必要があります。
特に労働者の個別の同意を取ることなく労働者にとって不利益な内容に改訂する場合には、使用者として労働契約法が定めた要件(内容の合理性や労働者への周知・説明など)を充足しなければなりません。(安易に改訂すると、後日無効と判断されるおそれがあります) - (3)
- 改定の実施
労働者の同意の取得や周知・説明など労働契約法の要件を充足するように、就業規則の改定を実施いたします。